三田黒枝豆食べようプロジェクトとは
三田市の黒枝豆農家&飲食店6店舗&販売スーパー・直売所と連携し、黒豆の王様とも呼ばれる“丹波黒”を使った『三田黒枝豆食べようプロジェクト』を10月8日(金)~24日(日)の17日間にわたって開催いたします。
プロジェクトに参加する飲食店では、三田産の黒枝豆を使用したこの時期だけの特別料理を提供。黒枝豆の販売店舗(パスカルさんだ・イオン三田店/神戸北店/ウッディタウン店他)では食のプロたち直伝の黒枝豆レシピを3,000枚配布、レシピは店頭設置するQRコードからもアクセスいただけます。
地元飲食店が考える
三田黒枝豆の美味しいレシピ
三田を黒枝豆の一大産地にしたい!
農家さんの思いに共感した三田市の飲食店6店舗がご家庭でも楽しむことができるレシピを考えました。
地域で応援することで、より美味しいものを作る風土を生み出したいと願っています。
三田黒枝豆
10月3日から出荷される三田の黒枝豆は、「丹波黒」(丹波黒大豆の通称)と呼ばれる品種で、粒が日本一大きく、「黒豆の王様」とも呼ばれ、高級品として知られています。丹波篠山市の「川北」が発祥で、江戸期以前には主に丹波・北摂地域で栽培されて特産品として幕府に献上されてきました。完熟前に収穫する黒枝豆は一般に流通されていませんでしたが、1990年後半頃から博覧会やグルメ漫画「美味しんぼ」で取り上げられるなど注目され、人気となりました。三田の黒枝豆は香りがよく優しい甘みとほっくりした食感で、食べ飽きしないほのぼのとした味わいがあるのが特徴です。
三田黒枝豆の生産者さんのご紹介
三田のJAの黒豆生産者の部会には203名の農家さんがいらっしゃいます。今回のプロジェクトのきっかけとなった「三田を黒枝豆の一大産地にしたい!」という思いをもつ生産者の方々をご紹介します。
西中克仁さん 1978年生まれ。幼少より祖父の農業を手伝っていたが、卒業後は有馬温泉にてホテルマンとして働く。結婚し子供もいたが、祖父の他界を機に「家業を絶やしてはいけない」と農業を継ぐことを決意。「三田を黒豆の一大産地にしたい」という思いから上質な黒枝豆を作るための土壌の研究や土づくりにも力を注ぎ、農協と協力し新規黒枝豆生産者や新規就農者を増やす取り組みも行っている。
畠一希さん 1990年生まれ。JA兵庫六甲の職員として三田市内の栽培農家を4年で2倍に増加させるなど一大産地に向けて生産拡大に取り組み、黒大豆枝豆の枝からさやをとり、袋詰めを行う三田ビーンセンターの立ち上げを行った功労者。現在は実際に黒枝豆を育ててみたいと、職員として働きながら新規就農者となり黒豆栽培を開始。三田の黒枝豆を語る上では外せない人物。
三田黒枝豆の特別料理ご提供
参加店舗とお料理【10月8日(金)~24日(日)】
2021年10月8日(金)~24日(日)までの17日間、地元飲食店(トレントゥーノ、アジャン、バーシェールバッカス、kibitopan、桶屋町 神田、こにし家)にて、三田黒枝豆(丹波黒)を用いて特別料理をご提供します。
それぞれの店舗へのご予約、心よりお待ちしております。
※営業時間短縮要請を受けた営業時間に変更しております。
Bar Cher Bacchus
(シェールバッカス)
TEL: 090-8534-6016
営業時間:17:00~21:00
定休日:月曜日・火曜日
提供料理:黒枝豆とジンとマスカットのカクテル
オーナー:吉岡雅紀さん
Brasserie Agen
(アジャン)
所在地:兵庫県三田市三田町30-7
TEL: 079-564-0170
営業時間:11:00~14:00(LO)、
17:30~21:00
定休日:水曜+月一回不定休
提供料理(予定):黒枝豆とシェーブルのクネル、枝豆・秋茄子・栗のパイ包み焼き等
オーナーシェフ:佐藤卓さん
La Cucina Italiana Trentuno (トレントゥーノ)
TEL:079-562-1662
営業時間:11:00~15:00 (LO14:00)、
17:30~21:00 (LO 20:30)
定休日:木曜+不定休
提供料理(予定):黒枝豆と日向牧場のハードチーズのタリアッテレ、黒枝豆のスフォルマートと子猪のコンソメジュレ等
オーナーシェフ:藤本雅仁さん
日本料理 桶屋町 神田
(オケヤマチ カンダ)
所在地:兵庫県三田市中央町15-24
TEL:079-509-1529
営業時間:11:00~15:00 (LO14:00)、
17:30~21:00 (LO 20:30)
定休日:定休
提供料理(予定):いちじく黒枝豆のずんだ和え、黒枝豆の茶わん蒸し 等
店主:神田 光伸さん
kibitopan (キビトパン)
所在地:兵庫県三田市高次1丁目4-21
TEL:079-559-0788
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜日、月曜日、火曜日
提供料理(予定):三田黒枝豆フォカッチャ
※木曜日・土曜日に販売
店主:清原 達也さん
こにし家
所在地:兵庫県三田市三輪1-13-28
TEL:079-563-5248
営業時間:17:00~21:00(お昼は要予約)
定休日:月曜
提供料理(予定):黒枝豆の一口春巻き、黒枝豆のすり流し、黒枝豆葛餅、黒枝豆と秋なすの白和え 等
店主:熹志 侑紀但(きしうきただ)
若主人:小西 智允(こにしさとちか)
発起人:こにし家 若主人
小西 智允(コニシ サトチカ)
今回は初の取り組みで、「コロナ禍であっても、食の楽しみを提供したい」という想いをのせ、各飲食店で特別料理の提供だけでなく、ご家庭でも手軽に黒枝豆料理が楽しめる<おうち時間を楽しむ黒枝豆レシピ>をお届けいたします。三田市の料理人・バーテンダー・パン職人らがそれぞれの目線で三田黒枝豆と向き合いました。簡単なレシピですが、各店舗の料理哲学が入った内容となっています。
優しい甘みとほっくりした食感の秋の味覚“三田黒枝豆”を通じて、「地域で応援する農業」として<生産農家・飲食店・販売店・消費者>が交流をすることで、より美味しいものを作る風土を生み出していきたいと願っています。単なる“地産地消”で完結せず、素材や生産者を深く知り向き合った上で料理できるのは、農業と街が近い三田だからこその取り組みです。
ぜひ三田ならではの秋の味覚をみんなで楽しみましょう!