こにし家の目指すところ
季節のええもん
日本の旬には、収穫の時期に応じて「はしり(走り)」、「さかり(盛り)」、「なごり(なごり)」の3つの味があるといわれています。季節の変わり目は「はざかい(端境)」の時期で、両方の季節のものを食べることができます。この時期は、「さかり」のときの美味しさとは少し違います。
美味しさを重ねて「ウマい味」にすることは比較的簡単です。こにし家では、素材の旬や性にあわせて、旨味が素材の持ち味を消してしまうことのないよう「醸し出す味わい」を一品一品心がけ、日々精進しています。
四季折々の美味しさをご賞味ください。
兵庫県三田市の日本料理店こにし家
お料理は訪れる方に
合わせて変化します
昭和48年創業の兵庫県三田市にある日本料理店、「こにし家」です。
魚は主に明石の天然物、野菜は地元の三田近郊で収穫れたものを中心に、おまかせのコース料理をご提供させていただいております。日ごとに食材・お料理が変わるため、当店ではメニューはありません。ご来店いただいたお客様に一期一会のお料理をお楽しみいただきたいと考えております。
カウンターは10席、お座敷は16~20席までご利用いただけます。
酒は純米
こにし家は、35年間純米酒のみを追ってきました。純米酒とは、米・米麴(こうじ)・水だけで造り、製造過程でアルコール添加のない(混ぜ物をしない)日本酒のことを言います。
お酒だけが主張することなくお料理と合わせたときに、心地のよい食中酒をご用意しております。取り扱いの銘柄は、全国各地より仕入れ、常時約20種を寝かせています。それぞれのお酒の状態をみて飲み頃になったものをお出ししています。
主人の言う「味が綺麗で、味わいがあって、一口でキレるお酒」の醍醐味をぜひご体感ください。
組み合わせの相乗効果
最近は特に、お料理とお酒やワインなどの飲み物のそれぞれの良さが引き立つ組み合わせに注力しています。
お料理にはそれぞれ出汁の風味や炭の香り、野菜の苦みや甘み、肉や魚のうま味・酸味や鉄分の味など色々な要素が含まれております。その要素に応じて、熟成されたお酒を独特の味の合わせ方にこだわってご提供しています。
お食事の際に召し上がっていただいたお酒によって、香り・味わい・美味しさが増す、といった発見は、何とも言えない楽しさがあり、お食事のひと時を一層豊かにしてくれることでしょう。